十二本目:愛想とラーメンの味
ひとつよしなに。さっとです。
今回はただの愚痴(?)みたいな話ですが、思う節があったので書きます。
僕にはよく通い詰めているラーメン屋さんがある。所謂家系の。
コロナ前は週2回のペースで行っていたが、コロナ禍になり営業時間の都合で週1で行ければよい方になってしまったが。
そのラーメン屋さんは姉妹店が数店舗あるようなそこまで大きくはないお店だが、人は良く入っている。そして僕はそこの気前の良いお兄さん2人に顔を覚えてもらって、注文をすぐに通してくれたりサービスしてくれたりする。非常にありがたい。
最近お店に行くとそのお兄さん2人を見かけなくなった。ちょっと調べると新規店舗ができるらしくそっちの応援にいっているのか、はたまたタイミングが合わないのかここ数回は顔を見れていない。
そこで代わりにお店を回しているのが不愛想な店員さんと物覚えがよろしくなさそうな店員さんだ。今回僕がこれを書くきっかけになったのは、知らない店員さんだからサービスが無いから腹を立てているとかそういう話ではない。(寧ろないのが当たり前)
いつもの2人とこの2人の何が違うのかというとまず愛想が違う。
ここのお店は席数が多いわけではないが、回転率が良く慌ただしい。
いつもの2人はどんなに忙しくても「いらっしゃいませ!」の挨拶から誘導までどのお客さんに対しても気持ちよく接している。
対して、この2人は忙しいと露骨に出ているように見える。
そしてこの2人、不愛想な店員さんが物覚えがよろしくなさそうな店員さんにやたらグチグチ言っているのだ。そしてそれが我々客に聞こえるし見える。
結局はどんなに愛想が悪かろうが態度が悪かろうが僕は出てくるラーメンが旨けりゃそれで良いのだが、そんな人が作ったラーメンが旨いわけあるだろうか。
僕も飲食店を経験しているのでわかる。そして何なら物覚えの悪い人間に真正面から文句を言っていた、なぜ言ったことができないんだと。そう、そしてこれがお客さんにも聞こえていたのだ。
当時は居酒屋、特にお客さんからクレームがあったわけではないが店長からお𠮟りを受けた。お前らのそんなやり取りを聞きに客は来てるんじゃない、そりゃそうだ。
反省し指導方法も立ち振る舞いも変えた、これが僕が10代の頃の話。
社会人になってからも当時を思い返すととんでもないことをしていたなと思う。
そんな自分のことを思い返しながら食うラーメンはやはり旨くなかった。
いつもはほぼ完飲状態のスープを残して帰ってきた。
ラーメン屋さんの2人。見ると40代あたりだろうか。ここまで来るとまわりから言われても直そうとしないタイプなんだろうなと感じた。
店を出た後、こういった状態は如何なものだろうか。と感じたので愚痴っぽいブログを書いてみた。乾かされてしまった喉を潤して今日は寝るとする。
ばぁい。